輸送の安全に対する取り組み

防長交通は輸送の安全を確保するため全社員が一丸となって以下のとおり取り組んでまいります。

1.輸送の安全に関する基本的な方針

 輸送の安全の確保が事業経営の根底であることを深く認識し、社内においては社長自らが主導的な 役割を果たします。また現場における安全に関する声に耳を傾け現状を十分に踏まえつつ、 輸送の安全の確保が最も重要であるという意識を全社員に徹底いたします。 また、毎月10日を「交通安全日」に制定し、お客様の大切な命をお預かりしているという重大な責務を再認識し、 自ら安全意識を高める日としております。
(1)事業活動においては、お客様の安全輸送を最優先とします。
(2)安全確保のため、日頃から危険要素の排除に努めます。
(3)常に安全意識を高く持ち、社会の変化に対応しつつ確固とした体制を目指します。
(4)万が一事故・災害が発生した場合には、お客様の救護を最優先に行い、他の機関と連携協力を密にし、
   被害の拡大防止、適切な情報開示、早期復旧に全力を挙げます。
(5)安全に関する教育、研修等を適時適切に実施します。

2.輸送の安全に関する目標及び当該目標の達成状況 (事故に関する統計)

【 平成23年1月~平成23年12月 】
重大事故件数
 目標 0件
 実績 0件
有責事故発生件数
 目標 39件
 実績 60件 … 目標39件に対し、結果は60件と目標達成できませんでしたが、
          前年69件に比べ9件減少しました。
          また、13事業所中9事業所が年間目標件数を達成することができました。
【 平成24年の目標件数 】
重大事故ゼロ
年間有責事故20%削減 48件
 事業所の年間事故件数は、平成24年1月16日の常務会において、過去5年間の事故件数の平均件数などを考慮し、昨年の有責事故60件に対し、20%削減  48件を目標としました。
【 平成24年安全確保の重点実施事項 】
後退時の事故防止 後退時は「一呼吸おいて、周囲の安全をきっちりと確認」
離合時の事故防止 狭隘路での離合は「余裕を持って、あわてない運転」
制限速度の厳守 安全を最優先とし「法定速度内での走行」

 平成23年の有責事故60件を原因別にみると後退時の事故が13件、離合時の事故が12件と多発しました。 24年においては、この2点の再発防止に重点をおき、事故件数の減少に努めます。 また、山口県の取り組みとしてスピードダウン運動も継続中でありますし、昨年の県の死亡事故者が22名も減少し、過去最小を記録しました。 スピードを落とせば、安全面で大きな効果がでることが実証されたので、当社も引き続き、重点実施事項として取り組んで参ります。

 平成23年の有責事故は、離合時の事故が増加し、再発防止の取組として従業員から交通安全標語を募集しました。 優秀な作品には表彰を行うと共に、一人一人の意識を高め、事故防止に努めます。

平成23年度 離合時における事故撲滅標語(応募者329名、応募380作品)

優秀作品: まず止まれ お先にどうぞ 譲りあい
      離合中 きってはいけない 目と集中力
      せまい道 心はひろく ゆずりあい
      狭い道 あわてずあせらず お先にどうぞ
      狭い道 心は広く 笑顔で離合
      離合時は あわてずゆっくり 確実に
      ゆずりあい あせる気持ちに ブレーキを
      しばし待て 相手が去れば 危機も去る
      熟知した 路での離合 待つゆとり

3.自動車事故報告規則第2条に規定する事故に関する統計(平成23年1月~平成23年12月)

 自動車事故報告規則第2条に規定する運転事故 … 0件

4.輸送の安全に関する組織体制及び指揮命令系統

 別紙1 (輸送の安全に関する運行管理組織図) を参照してください。

5.輸送の安全に関する重点施策

① 安全最優先の意識徹底を図ります。
② 安全に関する投資(車両代替・ドライブレコーダーの導入・冬用タイヤ更新等)を行います。
③ 安全に関する情報を速やかに発し、情報を共有化します。
④ 教育・研修の充実を図ります。
⑤ 内部監査を実施し、是正・予防措置を講じます。

6.輸送の安全に関する計画

 後述の投資計画、乗務員教育及び研修計画、内部監査の内容を実施いたしました。

7.輸送の安全に関する主な投資等の概要

ドライブレコーダーの導入・・・平成23年度50台  導入計150台
購入金額(約1750万円)
携帯用アルコール検知器の導入・・・18台
購入金額(35万円)

8.事故、災害時に関する報告連絡体制

 別紙2 (緊急時の連絡体制) を参照してください。

9. 安全統括管理者、安全管理規程

① 安全統括管理者 専務取締役
② 安全管理規程 別紙3 (安全管理規程) を参照してください。

10.輸送の安全に関する乗務員教育及び研修計画

・ 事故防止にかかる告知に基づく月々の個別教育(面談方式)
 別紙4 (教育スケジュール) を参照してください。
・採用時新任教育
・高速新選任教育
・貸切新選任教育
・事故惹起者教育
・定期基礎教育(運転適性診断3年毎を含む)

11. 環境に対する取組

 ドライブレコーダーにて急加速・急減速・急ハンドルの操作をした際、警告音で乗務員に知らせ、燃費向上に努めています。
 平成23年度エコドライブ運動実績
平成23年度上期の目標値3.931km/ℓ(前年比1.0%アップ)に対し、実績3.935km/ℓで目標を達成することができました。 23年度下期においても目標4.117km/ℓを達成するようエコドライブ運動に取り組んでおります。
 アイドリングストップ車両の導入 23年度6両

12. 内部監査結果およびそれを踏まえた措置内容

 輸送の安全に関する内部監査については、監査部を発足し、業務監査、会計監査等を含めた 内部監査を13事業所及びグループ会社に対し実施し、改善を要する事項があった場合には、 「業務改善計画書」を作成し、これに基づき、フォローアップ監査を実施し、安全管理体制の向上に努めています。

13. 運輸安全マネジメント評価ヒアリング結果

 平成23年7月26日、国土交通省運輸監査官による「運輸安全マネジメント評価」が実施され、 経営トップのリーダーシップのもとで輸送の安全に関する各種取組を推進されている中、特に以下に掲げる項目について評価を受けました。
(1)評価された取組
 ① 経営トップが安全管理体制の充実に向けた積極的な関与を行っていること。
 ② 輸送の安全に関する目標についてPDCAを意識した取組が行われていること。
 ③ 重大な事故等への対策について、現地で実施されたバスジャック訓練に合わせて
   社内の連絡訓練等を実施し、実施した訓練について課題等をまとめていること。
 ④ 営業所等に対する内部監査について、PDCAを意識した取組が行われていること。
(2)安全性を向上させるための取組
 ① 輸送の安全に関する目標について、経営管理部門が責任事故の原因等を把握・整理し、
   その結果に基づいて全社的な事故防止対策を定めるなどにより、目標達成に向けた取組を推進すること。
 ② 経営トップを含む経営管理部門に対する内部監査を実施すること。
 ③ 個別項目の見直しに加え、安全管理業務の総括的な見直しを実施することにより、マネジメントレビューを
   充実すること。